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徘徊感知機器の機能と種類をご紹介

2024/09/30

介護用品ハッコウ荒川営業所の小熊でございます。本日は“徘徊感知機器”についてご紹介させていただきます。

 

徘徊感知機器について

認知症を抱えた方にとって、徘徊は大きなリスクの一つです。本人の安全を守ると同時に、介護者の負担を軽減するために活躍しているのが“徘徊感知機器”です。

 

 徘徊感知機器とは?

徘徊感知機器は介護が必要な方が家や施設内で迷子になったり、危険な場所に入ってしまったりするのを防ぐために使われる装置です。主に、認知症の症状として現れる徘徊行動を早期に感知し、介護者に通知することで、迅速に対処できるようにサポートします。

 

徘徊感知機器の種類

徘徊感知機器にはいくつかのタイプがあり、それぞれの状況に合わせた使用が可能です。

 

1.ドア・窓センサー

ドアや窓に取り付けるセンサーで、対象者が外に出ようとした時に感知します。感知後、アラームや通知が介護者に送られるため、すぐに確認・対応ができます。

2.ベッドセンサー

寝ている間にベッドから離れた際に感知するタイプのセンサーです。特に夜間の徘徊を防ぐために有効で、介護者が就寝中でも対象者の動きを監視できます。

3.GPS追跡機能付き装置

外出先で徘徊が発生した場合、GPSを利用して対象者の現在地を特定できる機器です。万が一徘徊者が外に出てしまった場合でも、素早く居場所を確認し、安全に保護することができます。

 

 

徘徊感知機器のメリット

徘徊感知機器の最大のメリットは、介護者が安心して日常生活を送れるようになることです。徘徊行動は常に発生するわけではないため、介護者は不安感と常に向き合わなければなりません。しかし、これらの機器を活用することで、徘徊のリスクを減少させ、介護者自身も心身の負担を軽減できます。

 

また、徘徊感知機器を導入することで、認知症の方も行動を完全に制限するのではなく、自由をある程度尊重しながらも危険を回避できるという利点があります。

 

まとめ

徘徊感知機器は、認知症の方やその介護者にとって非常に重要な福祉用具です。技術の進歩に伴い、より使いやすく、効果的な製品が増えてきています。徘徊行動は、本人だけでなく周囲の人々にとっても大きなストレス要因となりますが、適切な福祉用具を導入することで、安全で安心な生活をサポートできます。

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