
こんにちは、こんばんは!
戸田工場の髙野です!
突然ですが、通常お洋服には様々な種類の生地が使用されていますよね。
さくっと分けて2種類…さらにそこから枝分かれして5種類…
さらにさらに枝分かれして14種類……もっともっとあるそうです…。
以前にもご紹介しましたが、もう少しだけ深堀していきます。
深すぎて深堀しすぎると沼になるので、ほんとに少しです…笑
では早速!ユニフォームで主に使われるのは3種類です。
1.綿(コットン)100%
2.ポリエステル100%
3.綿+ポリエステル
(綿ポリや綿混と呼ばれます。
比率は色々ですが、ポリ65:綿35、ポリ80:綿20が多いイメージです。)
ではでは、それぞれの特徴へ参りましょー!
1.綿(コットン)100%
肌触りが良く、汗を吸います。なのに熱に強くてとっても丈夫。
インカ帝国では、防具として綿が使われたというほどです。
しかし、水洗いするとシワになりやすく、厚い生地であると乾きづらい面も。
染まりやすい生地の為、変色や使用感が目立ってしまうこともあります。
表面の糸から燃えるため、
今回紹介する衣服の中では炎が舐める速度は遅めです。
2.ポリエステル100%
日本で最も多く生産されている化学繊維です。
良い特徴も多く、熱や摩擦に強く、型崩れしにくい、カビに強い、
綿に比べ乾燥速度が速い、といった特徴があります。
しかし、汚れが付着してしまうと落ちづらく、
乾燥速度が速いことによる吸水性の低さが目立ちます。
原料が石油のため、すぐに燃えて溶解を始め、高温になります。
溶けた衣服は体に付着し火傷の原因になりますので、
高温作業では注意が必要です。
3.綿+ポリエステル
綿ポリや綿混と呼ばれます。
比率は色々ですが、ポリ65:綿35、ポリ80:綿20が多いイメージです。
比較的ポリエステルの性質が良く出るといわれていますが、
吸水性が高く、シワになりにくいです。(いいとこどり!)
明るくカラフルに色が出るのことも特徴で、
通常の洋服でも頻繁に使われる素材です。
しかし、綿のみ、ポリエステルのみの機能性を出すことはできないため、
目的に応じて使い分けることが大切になるようです。
いかがでしたか?
それぞれの生地にメリットデメリットが感じられたかと思います。
さらっとでしたが、素材を選ぶ時の参考になればと思います!
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